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看護師の国家資格化後のキャリアは?


動物看護師の国家資格化後のキャリア


2023年に動物看護師の国家資格化がスタートします。国家資格化後には、動物看護師の業務範囲が徐々に広まっていくと考えられます。

具体的な業務として、マイクロチップの挿入などが挙げられていますが、他にも獣医師の指示の元、様々な業務を任される可能性があります。

例えば、採血、留置、X線撮影、もしかしたら超音波検査まで行うかもしれません。


私たちが人の病院に行くと、病院の中ではしっかり役割分担されているのを見たことがあると思います。医師は診断や手術に特化し、他の業務は看護師が行っていますね。

動物病院においてもそのような方向性になることは大いに考えられます。


そうなった際には、今までの動物看護師のキャリアは大きく変わります。特に専門性の高い専科においては、各診療科の動物看護師のスキルアップが欠かせず、しっかりと技術を身につけなければなりません。また、動物看護師の下のポジションである動物看護師助手という資格もでてくるかもしれません。さらに、動物看護師の専門認定制度も出てくるかもしれません。例えば、画像診断専門看護師が、獣医師の指示の元、X線検査や腹部超音波検査を行い、リハビリについては、手術や診断以外のほとんどの業務を専門看護師が行うことも考えられます。外科専門看護師は、獣医師と同様の機材の理解が必要になります。


このように、国家資格化に伴い、ジェネラリスト、そして、スペシャリスト両方のレベルアップが必要になると考えられます。もちろんすぐにではなく、長期的に徐々に変化していくと予測されますが、これからに向けて今からでも少しずつ勉強していきたいですね。

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