
以前とは違い、ペット用品や動物病院にも様々な企業が参入しています。
留守番中に何をしているか確認できるカメラ、ご飯を自動であげてくれる機械、猫のおしっこの量を測ってくれる機械など様々なものが増えてきました。ペットを飼いやすくなる商品が増えることはとても良いことですね。
動物病院の運営にも、様々な企業やファンドが参入しています。
なぜこのように様々な企業が参入してきているのでしょうか。
大きな理由としては、業界の変革期であるからだと思います。
いまやどこにでもあるコンビニエンスストアですが、コンビニのない時代は様々な個人商店で買い物をしていました。コンビニが普及するにつれて利便性が上がり、あまり商店にはいかなくなり、今では急ぎの買い物ではコンビニに行きますね。
同様にIT業界も一時期は「ITバブル」という言葉で沢山の企業がありましたが、買収や合併、廃業などが繰り返され、今や残っているのは一部の大企業のみです。
このように業界の変革期には同じような傾向になると考えられます。
こういった傾向は決して悪いことではなく、大企業のグループに入ることでスタッフの福利厚生制度が充実するなど、メリットも沢山あります。
では、個人店はなくなるのか?ということですが、そんなことはなく、個人店から始め、長く続いている企業も沢山あります。それぞれの企業に文化があり、就職時や転職時にはその文化を知ることもとても大切かもしれません。
高度医療を追求した動物病院グループ、トリミング・ホテル併設の動物病院グループ、ペットショップ併設の動物病院グループなどそれぞれの強みがあります。
動物病院を選ぶのは飼い主さんであり、こういった動きにより動物や飼い主さんにとってさらによい環境ができれば嬉しいですね。